篠宮龍三.オフィシャルブログ One Ocean〜海はひとつ!

2014.11.11 Tuesday

38歳になりました。

38歳になりました。
たくさんのメッセージありがとうございます!

アラフォーアスリートですね。
ここからはビッグジャンプは狙わずにステップ・バイ・ステップでいきたいと思います。
届くかどうかわからない天井にあるお宝にジャンプしてすっ転ぶより、一段一段足元の階段を登ってその結果、そこに手が届けばいいかなと思いますね。

体の声を聞きながら、いい要素もそうでない要素も、まるっとひっくるめて、
Just go with it 
っていう想いでやってみようかな。



Slowly but surely 
ジャック曰く、ゆっくりと確実に、ってね!

39歳でデビューしたジャック・マイヨール。
まだまだ学ぶことがたくさんありそうですね。
いつかジャックの言葉をまとめた本を出せたらいいな。



11/29−12/5でバハマのブルーホールで行われる大会に出場してきます。
2011年と去年は行かなかったのですが、2008年からほぼ毎年出場しています。今回で6回目。初めて100mを超えた相性のいい海。
バハマはジャックがデビューした海でもありますね。

今回はこれまでとは違うモードで楽しんでみようと思います。
もちろんプロとして記録や成績も重視しますが、まずは納得のいく潜り、そしてそれがいい仕事につながればと思います。

みなさん応援どうぞよろしくおねがいします。
いつもありがとうございます!


2014.03.03 Monday

【講演会】GODACセミナーin北谷


 










昨日3/2は北谷町に新しく出来たうみんちゅワーフで講演をしてきました。日曜日ということもあって子供たちも沢山来てくれました。自分の子供のころの海との出会い、沖縄の海やフリーダイビングとの出会いから始まり、競技の説明や、水深100mの世界、沖縄の海の魅力、与那国の海底遺跡、真栄田岬、ザトウクジラとの出会いなどを写真や動画を交えてお話しさせていただきました。

子供たちを飽きさせないように、ちょっとしたクイズコーナーを入れてみたり、小さい子にも分かってもらえるように自分なりに工夫してみました。こちらが問いかけると素早く手を挙げて元気に応えてくれたり、反応がよくってたのしかったなあ。沖縄の子供たちって本当に純粋で素直な子が多いですね!

今回子供たちに一番伝えたかったのは「うみはひとつ」だよ、ということ。クジラは北の海から沖縄や小笠原の南の海をめざして泳いで渡ってきます。ひとつにつながった海を数千キロも旅してくるのです。凄いよね。また一カ所の海を汚してしまうと、海がつながっているがためにお隣の海も汚れてしまいます。まずは自分の近くにある海を大切にすること。クジラのやってくる沖縄の海がいつまでも美しくあって欲しいですよね。そんな思いを込めてお話しさせていただきました。

講演後には、拙著「ブルーゾーン」と「心のスイッチ」のサイン会&販売会。おかげさまで持ち込んだ本は完売しました。意外にもお子さんたちに結構買っていただきました。嬉しいなあ。。。10年経っても20年経っても色あせないエバーグリーンなメッセージの詰った本をこれからも作っていきたいと思います。大人になっても読める本をね。何度も読み返してボロボロになっても手元においてもらえたら嬉しいです。また北谷町の図書館の「海の本コーナー」に拙著「ブルーゾーン」と「心のスイッチ」を寄贈させていただくことになりました。(3冊目の次の本は夏までに出版する予定で進めています。こちらも磨きをかけていいものにしていきたいです)

これからも子供たちにもアピール出来るようなトークイベントやキッズスクールもやっていきたいと思っています。今年の夏こそはなんとかキッズイベントも形にしたいです。


今回お声がけくださったGODAC、渚の交番、北谷町観光協会、関係者の皆様、雨天の中会場まで足を運んでくださった沢山の皆様、どうもありがとうございました! 

OneOcean!










2013.11.14 Thursday

TEDxRyukyu


TEDというプレゼンイベントご存知でしょうか?

いまNHKでもスーパープレゼンテーションという番組でTEDやTEDxのトークがご覧になれます。TEDはもともと科学者、技術者、起業家、自然保護活動家、社会貢献活動家、アーティスト、アスリートなどが、広める価値のあるアイデアをシェアするプレゼンイベントです。そしてTEDxはそこから派生して、その地域や活動団体などオリジナルのイベントを展開する場となります。

前回の2010年のTEDxRyukyuにも登壇させて頂きましたが、大変光栄なことにまた今回もお声がけ頂きました。オーガナイザーの久島さん、スタッフの皆さん、どうもありがとうございます。

NHKの放送のおかげか、前回の2010年に沖縄で開催された時よりもかなりのオーディエンスの希望者があったそうです。300名の席に対して550名以上の申し込み希望者があったそうです!凄い発展です。参加者や協力者も増えてきて、ますます日本での認知度や展開も大きくなりそうですね。国内では東京、京都、千代田区などでもTEDx〇〇として行われているますね。海外でもその国や地域で、そしてTEDxWWFなどもあり、そこでは知り合いのカナダ人フリーダイバーがサメと泳ぐことや保護についてプレゼンを行いました。友人として誇りに思います。

いつかフリーダイビングがもっとメジャーになったら【TEDxFreedive】とかも面白いかなと思ってしまいます。競技のことや最新の潜水生理学研究、イルカやクジラやサメと泳ぐ体験や素潜り漁、写真やムービーを撮ることについてプレゼンするのもありかなあと。また海のアスリートや研究者やアーティスト、写真家などを集めた【TEDxOcean】なんかもきっと面白いだろうなあと。世界一大きな波に乗った男の話、世界一深く潜った男の話、古代カヌーのホクレアで地球を旅しているハワイのナイノアたちの話が同時に聞けたら最高じゃないですか?世界一深いマリアナ海溝に潜ったジェームズ・キャメロン監督なんかも呼べたら凄いよね。TEDで話していたタイタニックのことも面白かったなあ。




というわけで、本題。11/9に沖縄大学院大学OISTの講堂で行われたTEDxRyukyuに登壇させて頂きました。今回のプレゼンでは「水深115mのグランブルー」と題して、深い海に素潜りで潜ることはどんな世界感なのか、そしてなぜそんなことができるのかをお話ししました。前半ではまず写真や実際の115mのムービーを大画面でお見せしました。また月面を歩いた人の数は12人ですが、それよりも115m以上行ったのある人は7人、と非常に少ないということもお話ししました。そしてこれが可能になるのは、潜水反射やブラッドシフト、脾臓の収縮などの現象が大きく寄与していることもお伝えしました。また窒素酔いというあまりありがたくないサイドエフェクトも起きうるということも。これにより幻覚を見るダイバーもいます。総じて人間の身体は精密機械のようにできていて、またとても丈夫に出来ていて、水中で生命を維持するように精緻に働いてくれるということなんです。


そして後半では15年間競技をしてきて自分なりに分かったことをお話ししました。プロになろうとしたとき、アジア人初の100mに挑もうとしたとき、また沖縄に世界選手権を誘致しようとしたとき、いずれもネガティブな意見が多かったのです。このスポーツではプロでやっていけないよ、日本人やアジア人には100mは無理だ、世界大会なんてまだ早い、と。しかし振り返ってみると、プロとしてなんとか10年やってこられて、115mまで記録を伸ばし、沖縄での世界選手権も開催出来ました。やりたかったことは叶っています。だから挑戦したいことがある人は、最初の風当たりやネガティブな意見にまどわされることなく、ぜひチャレンジしていって欲しい。簡単に死にはしません。大丈夫です。フィジカルにおいてもキャリアにおいても人間はとてもたくましく出来ているのです。海でも陸でも頑丈です。何とかなります。またたとえ失敗してもいったんゼロに戻るだけで、大きなマイナスになることはありません。課題が100個あるなら100個クリアすればいい、1000個なら1000個クリアすればいい。君には出来ないとか前例がないと言われたなら自分が誰よりも先にそれをクリアするチャンスを与えられたと思えばいいのです。オセロの駒をひとつひとつ黒から白へひっくり返すように、ジグソーパズルのピースを正しい場所にひとつひとつはめていくように、時間をかけて、じっくり取り組んでいけば必ず最後は出来るんだ!

アーティスト、研究者、起業家、アスリート、なにか自分の人生を最大限に使って挑戦したいと思うことがある人はぜひその目標に向かって挑戦して欲しいと思います。最初はとても不安で孤独だと思います。しかし走っていけば他業種のトップランナーたちに必ず出会えます。その人たちが孤独を癒してくれると思います。そして10年トップでやったらもう誰もほっておかないよ。世界初でなくてもいい、アジア初、日本初、地域初、業界初でもいいんです。まだ誰もやったことのないことに挑戦し、一番最初にゴールテープを切る瞬間は最高の快感です。大きな感動と喜びに包まれます。そんな瞬間を人生のうちで味わって欲しいと思います。




TEDxRyukyuのオーガナイザー、スタッフの皆様、今回は素晴らしい機会を頂きましてどうもありがとうございました。また他のスピーカーの皆さんやスタッフの皆さん、オーディエンスの皆さんとの出会いも格別なものとなりました。今後TEDxRyukyuのますますのご発展をお祈り申し上げます。




TEDxRyukyuの写真はこちらに沢山あります。

*以下の写真は上記サイトからの転載となります。権利は全てTEDxRyukyuに帰属します。

TEDxRyukyu 公式サイトです。



今回衣装を提供してくださったViri- Dari Desertaさん、ありがとうございました。
















2013.06.13 Thursday

ワールドオーシャンズデイ 

6月8日に江ノ島を中心に日本各地で開催されたワールドオーシャンズデイ。

https://www.facebook.com/worldoceansday.japan


新江ノ島水族館ではLIVE、ビーチクリーン、ビーチヨガなど様々なイベントが開催されたようです。その中で、オーシャン・フォトエキシビション「海の潜るBLUE OF MAN」と題して、いつも篠宮の水中写真を撮ってくださっている永嶋奏子カメラマンが展示会を開催してくださいました。


本当は土曜日のみに開催だったんですが、急遽日曜日まで延長してくださったようですよ。


この縦長の掛け軸フォーマットがナイス!!


子供達にもとってもウケが良かったみたいです。


今度は篠宮も参加したいなあ。


主催のNPOワールドオーシャンズデイさま永嶋カメラマン、新江ノ島水族館のみなさまありがとうございました。













All Photos by Kanako Nagashima 

2013.03.22 Friday

3月東京にて


先週末は都内へ。
春の陽光きらめく表参道。某出版社の方と打ち合わせ。
今思っている事を伝えたい。
とにかく面白い本にしよう。いまからワクワクしている。



原宿へ。
オーガニックコットンブランドのViri-dari Desertaさんの4周年記念パーティー。水中写真家の鍵井靖章さん、ブランド代表の渡邊俊介さんとオーガニックコットンやこれからの未来についてそれぞれの想いを語り合う。貴重なひととき。

ブランド名のViri-dari Desertaとは「緑になる砂漠」という意味を持つ。

通常、綿花を栽培する際にはヘリで上空から農薬を撒き、葉っぱがすぐに茶色く枯れてしまうという。代表のそんな話を聞いていると怖くなる。最大限の効率化を目指した方法は大地、農家、そして消費者をも傷つける事になる。そのような手っ取り早い方法ではなく、オーガニックで綿花を栽培した生地を使って洋服を作る。もちろん染料などもオーガニックにこだわる。手間はかかる。しかしそれが昔は当たり前の生産方法だったはず。その方法に今一度立ち返る。そこから意識が変わっていく。生産者も消費者も。もちろん着ていて最高にリラックス出来る、肌に気持ちよく安全な服。ぐっすり眠れる。アスリートにとって最高のOFFの服だと思う。この心地よさやクラシックサーフなデザインなどからこのブランドに入っていくのもありだと思う。

環境問題や社会問題の解消となるとつい堅苦しく、時に活動が先鋭化してしまうこともある。しかし人間の本能に訴えかける心地よさから入っていった方が生産者、消費者、そして環境に対して継続した長い発展が望めると思う。

人は結局心地よいものに惹かれるのだから。


会場では篠宮がお世話になっているモエヘネシーディアジオさんからシングルモルトのタリスカーが振る舞われました。海の仲間達と飲む海の酒タリスカー。格別の味。ありがとうございました。





銀座へ。
フェラーリが信号待ち。これ見よがしに爆音で馬のいななきを残して走り去って行く。
なんだかこういうのもういいよね、って思った。古い。




中目黒へ。
東京はもう桜が咲き始めていた。日当りの良いところは満開に近かった。
今頃目黒川には人がたくさん溢れているんだろうな。



初めて袴を着た。
こんな時代だからこそ脱藩して洋行しよう。
諸国を放浪し行乞の気概を持って他流試合に打って出ようじゃないか。
世界は広いぜよ。




雑司ヶ谷へ。
小さなお寿司屋さんに久しぶりに。ネタがいいのでまずは刺身から。煮付けも絶品。薄い味付けで鯛の旨さを満喫。満腹でこの日は握りまでたどり着けず。こういう時もいいよね。ごちそうさまでした。また来ます。幸せ。



幕張メッセへ。
3日間で15万人が来場するJAPANドラッグストアーショーのトークイベントに登壇。バドミントン元オリンピック選手の小椋久美子さんと対談。スポーツを軸に食や健康、栄養などについて。

いま少しでも身体を動かし、食について考えて自分の健康を管理していく事が将来的な幸せにつながるはず。いま身体や食をないがしろにしてなにもしておかなければきっと将来かかる医療コストは膨大な額に跳ね上がると思います。いつやるの?いまでしょう!



小椋さん。初めてお会いしましたが、とても気さくで楽しくお話し出来ました。競技歴19年。オリンピックでの極限のプレッシャーなどなど裏話も楽しかった。アスリートとして本当に勉強になった。ありがとうございました。またお話聞かせてください。



サンエムカラーさんが篠宮の活動パンフレットを製作してくださいました。会場の皆様にお持ち帰り頂きました。スクールに来た方にも今後お配りしますね。サンエムカラーさんいつもありがとうございます。




羽田へ。
まずい。
鼻がむずむず。。ついにきたか。


沖縄に逃げ帰る。
くしゃみ、鼻水が止まらず。アレルギー反応で熱も。。
いままで花粉症になったことなんてなかったのに。。油断してマスクもしなかったからかな。
今年は皆さんひどいって言ってますね。春の東京は過酷だ。これからどうなっちゃうんだろう。



雨の那覇に到着。
なんだかほっとする。

沖縄と東京との(自称)デュアルライフ。
今後は海外の都市と沖縄とのデュアルライフ(これも自称)ができたらいいなと。そんな活動拠点を増やしつつ、ゆくゆくはノマドアスリートとして世界の都市や海を巡って行けたらと思う。その時にはきっと僕はもうモノフィンを持って行かないんだろうな。おそらくPCも。無刀で洋行する。どんな心地がするんだろう。しかし海外のLCCを那覇に飛ばして(受け入れてあげて)欲しいなあ・・・お願いしますよ。ホントに。





2013.02.11 Monday

旧正月


旧正月ですね。沖縄の各地では様々なお祭りで盛り上がっています。漁師は大漁旗を船に掲げ、玄関にしめ縄を飾るお家も。またお年玉をもらえる子供達もいるのかな。ポチ袋が売られています。そして緋寒桜が満開。すでに散り始めて葉桜になっているところもあります。ちなみに沖縄でアカバナといわれるハイビスカスもよく咲いています。また海にはアラスカからザトウクジラがやってきています。潜ると鯨の歌声が響いています。大陸からの文化と大自然のクロスロードのような場所がまさに沖縄ですね。鯨が歌い、桜が咲く。鯨吟開花。世界的にも珍しい新春なのではないかなと思います。 

一年の計は元旦にあり、といいますが、年末年始はどうしてもテンションが高くなってしまうので、いつもよりもかなり理想が高いアンリアルな目標設定をしてしまいがちですよね。なので目標設定をもう一度リアルなところに棚卸しして見つめ直すこともこの旧正月の計としては良いのかなと思いますね。それに海に生きる人間は潮の満ち引きが大切な要素となります。その日の干潮満潮はもとより、新月満月。いつ海に出て潜るのか、そのタイミングを計ります。旧暦は月の暦をもとにしているので我々フリーダイバーにとってはこの新月の旧正月こそがほんとうのお正月といえなくもありません。

今年はいろいろと面白そうな大会が開かれそうです。嬉しいことにインビテーションも頂いています。いままで行きたかった海や初めての大会に出てみようと思います。まずは5月のホンジュラスのロアタン島で開かれる大会、カリビアンカップにエントリーしました。初めての海、とても楽しみです。まだ潜ったことの海、見たことのないブルーに会いにいきたいです。15年も競技をしていると、毎年同じ場所で開かれる大会に出続けることが結構あります。気持ちをリフレッシュさせるためにもやはり新しい海に出て行きたいと思います。まだ知らない海が世界にはいっぱいあります。

今シーズンのトレーングを本格的にスタートさせてから一週間経ちました。いつも同じことをしていると飽きてしまうので、毎年新しい要素を入れてトレーニングプランを練ってきました。今年は毎回の練習ごとに、新しい要素や小さなチャレンジを入れながら自分を飽きせないようにやってみようと思っています。新たな気づきや感覚が訪れることがあります。まだまだ新たな発見があり、何年やっても面白い遊びだなあとひとり感慨に耽ることもあります。身体一つで水と戯れていかにムダなく、無理なくパフォーマンスを安全に完結させるか。アプネアはシンプルだけど奥が深い本当におもしろい水遊びだと感じます。


実はオオカミ男ではないのですが、なぜだか満月の夜はあまり眠れません。しかし新月は本当によく眠れます。ぐっすりと。心身のリズムが月の満ち欠けとシンクロしているのかな。いかんせん子供の頃から原始的なもので・・・それはさておき、旧正月。なんだかパワフルで新しいことが起きそうな、そして心愉しい1年になりそうな予感がします。


海と触れ合う皆さんにもステキな何かが訪れますように。

あらためて今年もよろしくお願いします。



2013.01.29 Tuesday

那覇ロータリークラブ講演会

 


那覇ロータリークラブでの講演をさせて頂きました。沖縄企業のトップの方々を前に緊張しつつフリーダイビングのお話をさせて頂きました。海やフリーダイビングとの出会いから沖縄に通った学生時代、沖縄移住。2010年の沖縄世界選手権誘致、そして水深100mを越えた世界など。最期に質問もたくさんしていただき、皆さんとても興味をもってくださいました。ご静聴ありがとうございました。

今後も機会があれば、県内の企業や新社会人、学生たちにもお話をさせていただきたいなと思っています。

2013.01.03 Thursday

謹賀新年

あけましておめでとうございます。


この三箇日、みなさんはどのように過ごしましたか?


自分はひさしぶりに帰郷し、高校時代の友達に会ったり、フリーダイビングの仲間に会ったり。また久しぶりに会った甥っ子姪っ子達の成長ぶりに驚いたり。なかなかにぎやかなお正月でした。


初詣に行っておみくじを引くと大吉!

しかしながら、どの項目にも慎重に、とか謙虚に、という意味合いのことが書いてあります。やはりいい時こそ気を引き締めないとな、と思いますね。



今年で競技を始めてから15年目となります。

プロに転向して10年。

節目のシーズンです。


今年はいままでとは目標に対するアプローチを少し変えてみようかなと思っています。まずは足元の小さな一歩を積み重ねることに集中してやっていこうと考えています。先の大きな目標ばかりに気をとられ、今の小さな一歩が疎かにならないように。目標ありき、よりもプロセスありき、でいきたいと考えています。


クールなことをやるにはアンクールなことをこれでもか!と積み重ねる必要があります。


日々淡々と目標に対してやるべきことをやっていきたいと思います。



今年もあたたかいご声援をどうぞよろしくお願いします。



2012.12.30 Sunday

一年間応援ありがとうございました!


 2012年、総じて良い一年でした。結果や記録はふるいませんでしたが、得るものや良い感覚がありました。自分の記録にも届きませんでしたが、それを上回るための技術は磨けたと思います。身体の調子もとても良かったです。柔軟性が増して良い泳ぎが出来るようになってきました。身体と技は磨けたと思います。あとはターゲットをやり切るだけの気持ち。目標に対しての身体と技は出来てきましたが、心が追いついてきませんでした。現状に対しての目標が高過ぎたとも言えます。まずは足元を固めつつじっくり行く方が良いのかもしれません。1mずつ。


目標に対してのプロセスは踏んできたと思います。感覚も良かった。でも結果は出ない。これはかなりストレスが溜まりました。しかし、プロセスを疎かにしないでこれたので技術の上積みは出来たと思っています。身体の奥深くにそれが刻まれているのを感じます。それがなによりの収穫です。この技術をいつか思いっきり出すために心も鍛えていきたいです。


20代前半でフィジカルを鍛え上げ、30代前半から100mを突破するための技を磨いてきました。ここからは心を確りと磨いていきたいです。競技会は人が行うものですから当然いろんなことが起こります。選手のトラブル、運営のトラブル、あってはならないことも。これから潜るぞ、という時に心が折れそうになるハプニングも起こります。逃げたくなることもあります。しかしそういう状況でも心をぶれさせず、何が起きても泰然とことにあたれるようになりたいですね。そこが最終目標のひとつかもしれません。何が起きても自分のやるべきことをしっかりと行うこと。周りで何が起きていても120mをクールに決められたら最高だなと思います。


結果が出ないと全てがダメに思えてきますが、そんなことはありません。良いものも沢山ありました。プロセスもコンディショニングも決していい加減にやっていたのではありません。そこに確り目を向けて、自分を冷静に評価すべきだと思っています。必要以上に感情的に自分を責めても何も得るものはありません。



今シーズン最後のバハマ大会が終わって一ヶ月が経ちました。じっくり自分と向き合ってきました。このような時間は本当に素晴らしく豊かなものだと思います。うまくいかないからこそ様々なことを考え、古今東西様々な書に触れ、物事の摂理を想う。自分を成長させるまたとない機会がこういう時なのです。ここから逃げてはいけません。考え続けないと。飛躍はこの後にしかやって来ません。勝ってよし、負けてなおよし。そう思います。



結果は伴わなかったけれど、本当にいい一年だったなあと心から思います。ダメな点だけでなくいい点にも目を向けられるようになったのもちょっとは成長したところかもしれませんね。結果が全ての結果至上主義も疲れるものですし。最近、結果と同じくらいプロセスも本当に大事だなと思うようになりました。そういう意味では本当に充実した一年でした。成否はともかく、世界一を目指しギリギリのチャレンジをした中でしか得られないものがあります。それが財産です。そういう手応えがあれば大丈夫だろうと思います。


今年も変わらず応援してくださった皆様、スポンサー企業、サポート企業の皆様、どうもありがとうございました。心より感謝申し上げます。


来年も温かいご声援を宜しくお願いします。


皆様も良いお年をお迎えください。

2012.12.13 Thursday

TALISKER Blue Ocean Lounge

 



スコットランドのスカイ島で作られる孤高のシングルモルトウィスキー、タリスカー。


タリスカーはスカイ島の海岸にほど近い蒸留所で作られていて潮風がお酒の熟成される樽に染み込んでくるそうです。そのせいかタリスカーは潮の香りがかすかにしてきます。


まさに Made by the sea



まずノージングするとそのアロマに癒されます。華やかで甘くやわらかい。しかし一口含めば、ガツンとキックのあるスモーキーでラギットなテイストが爆発。そして後味はふんわりと潮の味が。まさに海を愛する男の酒。一日の終わりに海を想いながらゆったりと杯を傾けるのふさわしい酒です。


このタリスカーのブランドアンバサダーを5月から務めさせていただいており、毎週月曜日にタリスカーの公式Facebookページにてフォトエッセイを掲載させていただいております。


https://www.facebook.com/TaliskerWhiskyJapan



昨日12/12はスカイツリーのすみだ水族館でスペシャルなイベントが開催されました。

その名も Talisker Blue Ocean Lounge


タリスカーの10年が新ラベルデザインとなり、そのお披露目にプレスや関係者をお招きるするエクスクルーシブなイベントです。閉館後のすみだ水族館を貸し切って特別な空間を演出するこのプレミアムなイベントに出演させていただきました。


まず会場にエントリーするとすみだ水族館入口にある縦長のスクリーンに篠宮の潜っている水中写真が映し出されます。かなりのインパクトありました。いつも篠宮の水中写真を撮ってくださる永嶋奏子さん、写真を快く貸してくださってありがとうございました。


そしてタリスカー10年を受け取り会場へ。

タリスカーを片手に各フロア、各エリアのお魚達を見ながら進んでいきます。18年、25年、そして35年など長年熟成されたタリスカーもテイスティングすることが出来ます。


そしてシロワニやハタ、ウメイロなどがいる小笠原の海の大水槽を通り、最後にペンギンプールへ。


眠たげなペンギン達がゆらゆらと浮遊する青いプールを見ているとなんだか妙に心地よくなってきます。ずっと見ていても飽きないんですよね、夜のペンギン。時折思い出したように鳴き声を聞かせてくれますが、これもなんだか味のあるアクセントに。


そんなペンギンプール横にはラジオ局風のDJブースがあり、水族館の方がゲストで呼ばれてお話ししたり、篠宮もフリーダイビングや海の話、自分の好きな飲み方などもお話しさせていただきました。ちなみに、自分はやっぱりストレートと水、ですね。そのあとにすこし水を足して香りを出していきます。


また夜の水族館で聞いてみたい曲もリクエスト。ポーティスヘッドの名曲、Glory Boxをかけていただきました。ストリングスとギターサウンドが重なっていく感じが緊張感を生み、海へ深く潜っていく感じを想起させる美しい曲です。もう一曲はBlue Ocean Lounge にちなんでジャジーなナンバーMidnight Blueもかけてもらいました。





ナビゲーターの蒲田健さんの声やかかっている音楽は一人一人にシーバーをお渡ししてイヤホンで聴いていただきました。まるで本当のラジオを聞きながら水族館を歩いているような気がしてきます。この演出方法、かなりニクいんです。本物の番組みたいなんですよ。


今回は当初200名の皆さんをお迎えする予定でしたが、約300名の皆さんにご来場頂きました。また、拙著「心のスイッチ」も皆さんにギブウェイとして御持ち帰り頂きました。フリーダイビングに興味を持ってくださる方が増えるといいなあ。


いつも衣装サポートしてくださっているオーガニックコットンブランドのBotanicaさんが今回も衣装提供してくださいました。ありがとうございます。


個人的には、「海」を軸に、海を感じる音楽や酒、服、食などのフレーバーを持つイベントにもっと関わっていけるアーティストのようなアスリートでありたいなと思います。こんなイベントもっとやりたいですね、とにかく最高でした。朝までいきたいね。いつかOne Ocean until the sunrise なイベントを☆



今回はホストとして皆さんをお迎えする側ではありましたが、自分もすごく楽しかったです。

お越しになった皆さんにもご満足頂けたら嬉しいです。



タリスカーのモエ・ヘネシーディアジオさん、運営チームのノットさん、本当にお疲れさまでした。すみだ水族館のみなさん、ご協力ありがとうございました。



そしてご来場頂きました皆さん本当にありがとうございました。




*ヤフーニュースに取り上げられていました。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/tamasaburau/20121213-00022718/





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プロフィール

篠宮龍三
篠宮 龍三.
しのみや りゅうぞう
プロ・フリーダイバー

2004年 日本人初のプロ選手となる。

2005年 世界ランク1位入賞。(フリーイマージョン種目)

2005〜2007年 国際大会三年連続総合優勝(エジプト、フランス、エジプト)

2008年4月バハマにて、アジア人初の水深100mに到達。世界ランク2位入賞。(コンスタント種目)

2009年4月にはジャック・マイヨールの自己最高記録の水深105mに到達。同年12月には水深107mのアジア記録をマークし、マイヨール越えを達成。(コンスタント種目)

2010年4月にはバハマにて水深115mの現アジア記録を達成。(コンスタント種目)
同年7月は自らオーガナイザーとなり沖縄で世界選手権をアジア初開催。また日本代表キャプテンとして参加し、銀メダル獲得。

2013年5月カリビアンカップにて水深56mのコンスタントノーフィンのアジア記録更新。同年10月バリ大会にてコンスタント種目優勝。

2014年12月バハマ大会にて水深66mのコンスタントノーフィンのアジア記録更新(通算37個目のアジア記録)

2015年4月バハマ大会にて総合準優勝。アジア人男性初のメダル獲得。

国内初のプロ選手として国際大会を中心に参戦。2016年10月、18年間の競技生活に幕を閉じる。現在は沖縄でスクールや海外ツアー、大会等を運営する。

OneOceanを自身のメッセージに掲げ、海洋保護を訴えるイベントをプロデュースしている。

一般社団法人沖縄フリーダイビング協会を立ち上げ、代表理事として沖縄でのフリーダイビングの振興を行う。

本の紹介
素潜り世界一
心のスイッチ
ブルー・ゾーン