篠宮龍三.オフィシャルブログ One Ocean〜海はひとつ!

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2011.10.25 Tuesday

Heavenly...

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まだ夢の中にいるようです・・・。
小笠原の海のパワーをまたまた見せつけられました。

午前中は全く逃げるそぶりを見せない、遊ぶ気満々の
ハンドウイルカ15頭ほどの群れに遭遇。
ようやくイルカと遊ぶシーンをしっかり撮ることが出来ました。
南島の海底に広がる白砂の上で縦横無尽に泳ぎ回るハンドウ達の群れ。
今回はたくさん絡んでくれて、イルカにまみれてきました。
手を伸ばして泳いでいたらイルカの尾びれの先端に触れてしまいました。
あのときのヒレ先へのタッチの感触は忘れないだろうなあ。
太陽の光も燦々と白い海底まで降り注ぎ、それはそれは夢のように
美しい映像になりました。

イルカ達は小一時間ほど遊んでくれました。
撮影のため、水中にいるのはイルカ、篠宮、カメラマンのみ。
ラッキーなことに他の船もいません。
小笠原の天使達を独り占めしたかのような本当に贅沢な時間でした。
ほんとに申し訳ないほどに・・・おなか一杯?



午後は外洋、水深2000mのマッコウ海域へ。
まずはフリーダイブやフリーパフォーマンスの撮影を
突き抜ける透明度のボニンブルーの海で。
あのブルーに溶けてきました。。恍惚。

その後はマッコウ探し。
まず2?3頭ほどの群れに遭遇。
そのうちの一頭にアプローチすると、船に少し興味を示して
近寄ってきました。
体長は10mほど。あまりのでかさに圧倒されます。
最大でオスは15mまで成長するようです。
まさに海のTーREX。。。

マッコウは水深1000m以上にいる体長10mほどのダイオウイカを主食としています。
45分も深海に潜り、ダイオウイカと格闘、15分のインターバルを経てまた深海へ。。。
体側にはしっかりと筋肉が浮き出ていてまさにアスリート。
深海の王者です。

その後も3頭ほどのマッコウと遭遇。
まだ若い個体は、なぜかめずらしいテールスラップを見せてくれました。
ザトウクジラなどによく見られる行為ですが、マッコウもマネしてたのかな?

外洋性のハンドウイルカ達にも会いました。
右舷にハンドウが跳ね、前方にマッコウ。
いったいどちらを見たらいいの??



ラストは特大レインボー。
海から海にかかるアーチの向こうには父島。
素晴らしい一日の締めくくり。
恵みの雨が降ってきました。

小笠原、奇跡の海です。





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ハートロック!
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2011.10.24 Monday

イルカクジラ

日本で4カ所目の世界自然遺産に登録されて、
小笠原も観光客が例年よりも沢山訪れるように
なったそうです。たしかに。。。

二見港や湾岸通りは新たな建物が出来て、
まったく10年前とは様相が変わりました。
オサレなショップやカフェもできました。


しかし。

海の中は10年前と変わっていません。

それどころかパワーアップしたような印象すらあります。


今日はなんとハシナガイルカの100頭の群れと遭遇!

朝は30頭ほどのまったり急速モードのハシナガと泳ぎ、撮影を
してきました。いちめんイルカ!下から見上げるとまるで与那国の
ハンマーヘッドのようです!壁です。
そして午前、午後と他のポイントで撮影やロケハンした後、夕方には
またハシナガとランデブー。このときは一緒に泳げませんでしたが、
船の舳先に付いて並走するイルカ達をじっくり堪能しました。
流線型の本当に美しいボディーです。
ものすごい迫力です。

群れの中には生まれたてのホヤホヤドルフィンも。
大人達に交じって一生懸命にスピンジャンプの練習!
かわいすぎます。まるでカツオのような体格とジャンプ。
イルカと泳いでいるときは時間も深さも忘れてしまいます。
どこかちがう次元にワープするような感覚。
全く苦しくなく、深く、長く泳いでいる自分にハッと驚き浮上。
ゾーンに入っていくようです。

イルカ達の鳴き声も本当にキュートです。
キュイーーンとソナーをあてて体の内部まで観察されているかのよう。
そのサウンドは体の芯まで浸透してくるかのようです。

ラストは小笠原の夕日をバックに群れが一斉にジャンプしながら
泳ぎ出しました。魚の群れでも追っているのでしょうか。
アギヤー漁か?!宮古のウミンチュもビックリ。
その数100頭以上!
グランブルーのポスターかと思いました。

昨日はマッコウクジラ4頭ほどの群れにも遭遇しました。
体長は7m以上、まだヤングだそうで、大人のオスは倍以上になるそうです。

また人なつこいハンドウイルカにはまだそれほど遭遇していないので
後半戦に期待します。ハンドウさん、こちらは準備オッケーです!!

すごい海です、小笠原。
明日からも楽しみです。



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2011.10.23 Sunday

小笠原より

数えてみるとかれこれ13年ぶり。
3度目の小笠原へ。
東京から1000km南へ!

往路は館山に寄港したためか27時間かかって二見港へ到着しました。
いやはや、長い船旅でした。読んで食べて寝ての繰り返し。


竹芝を出たときは、曇り空ということもあってか、海はどす黒い水でした。
しかし東京湾を抜けて、三宅、八丈あたりから青く澄んだ水になっていきます。

そして。。。

一晩寝て起きるとそこにはボニンブルーと呼ばれる美しき青い水が広がっています。
この青は一度目にしたものを惹付けてやまない魅力があります。
魅惑のブルー。
写真でも絵の具でもどうやっても再現することが出来ない色をしています。


到着二時間前にクジラが一頭、おが丸の横を通り過ぎていきました。
幸先いい!
今回の撮影では、美ら海水族館のフジが付けている人工の尾びれを篠宮が履いて
小笠原のイルカと泳ぐシーンを撮っていきます。
あるアートプロジェクトに参加しています。
まだ詳細は言えませんが、単なる水中映像の作品ではなく、
かなり素晴らしい作品になることを確信しています。

それは世界でまだ誰もやったことのない、見たことのない作品に。

楽しみにしていてください!

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2011.10.16 Sunday

小笠原へ



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(C)Kyoko Mukaihata @ Maeda Cape





美ら海水族館のイルカ、フジのフィンを履いて小笠原の野生のイルカ達と泳いできます。


15年ぶりかあ。。。

25時間の船旅、最高ですね。

本当に楽しみです。

月曜からいってきます! 


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プロフィール

篠宮龍三
篠宮 龍三.
しのみや りゅうぞう
プロ・フリーダイバー

2004年 日本人初のプロ選手となる。

2005年 世界ランク1位入賞。(フリーイマージョン種目)

2005〜2007年 国際大会三年連続総合優勝(エジプト、フランス、エジプト)

2008年4月バハマにて、アジア人初の水深100mに到達。世界ランク2位入賞。(コンスタント種目)

2009年4月にはジャック・マイヨールの自己最高記録の水深105mに到達。同年12月には水深107mのアジア記録をマークし、マイヨール越えを達成。(コンスタント種目)

2010年4月にはバハマにて水深115mの現アジア記録を達成。(コンスタント種目)
同年7月は自らオーガナイザーとなり沖縄で世界選手権をアジア初開催。また日本代表キャプテンとして参加し、銀メダル獲得。

2013年5月カリビアンカップにて水深56mのコンスタントノーフィンのアジア記録更新。同年10月バリ大会にてコンスタント種目優勝。

2014年12月バハマ大会にて水深66mのコンスタントノーフィンのアジア記録更新(通算37個目のアジア記録)

2015年4月バハマ大会にて総合準優勝。アジア人男性初のメダル獲得。

国内初のプロ選手として国際大会を中心に参戦中。競技活動の傍ら、スクールや大会も運営する。

OneOceanを自身のメッセージに掲げ、海洋保護を訴えるイベントをプロデュースしている。

一般社団法人沖縄フリーダイビング協会を立ち上げ、代表理事として沖縄でのフリーダイビングの振興を行う。

本の紹介
素潜り世界一
心のスイッチ
ブルー・ゾーン