篠宮龍三.オフィシャルブログ One Ocean〜海はひとつ!

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2013.11.03 Sunday

バリ大会終了! コンスタント優勝!

初めてバリ島で行われる大会が昨日無事に閉幕しました。篠宮はありがたいことに招待選手として大会に参加し、トークイベントやスクールでの講習もお手伝いさせて頂きました。

APNEA BALIのジュリアとルーカス、Freedive FlowのOliがオーガナイズするこのイベントに数ヶ月前からインビテーションを頂いていましたが、当初はバリ初、彼らも初めての大会オーガナイズということで、大会は80mMAXとされていました。しかし、フリーイマージョンで117mの記録を持つスペインのミゲル選手やコンスタント104mの自己ベストを持つUKサラ選手の招待も決まり、MAX深度はなんと制限なし!ということになりました。

日本と同じアジアの海ですし、沖縄から真下のエリア。これは久しぶりに記録を更新出来るかと思っていましたが、やはり相手は自然、海は甘くないですね。大会は3日間で2日間の記録が公式となります。初日はスターターとして非公式で106m、2日目は111ー116m、3日目は116−120mというプランを立てていましたが、結果的には初日106m、2日目106mのコンスタントの記録となりました。3日目は耳、身体のつかれを考慮して専門のコンスタントではなく、ノーフィンで日本新を狙いに行きました。しかし、翌日が新月で大潮周りに入っていたため、流れがきつく、推進力の低いノーフィン(平泳ぎのスタイル)では更新は厳しかったです。58m申告の45mくらいで帰ってきました。

バハマのブルーホールの大会が丁度1週間後から始まります。いままで5回も行っていますし、あの海では何度も記録を作ってきたので、バハマに行くことも検討していましたが、初めての海のバリに惹かれて参加しました。バハマなら流れも波もなく記録を作りやすいのは分かっています。しかし、これまで15年競技をしてきて、同じ場所に通い続けていたのではダメかもなあと。新しい海にも出て行かないと、成長出来ないのではないかと思って今回はバリにかけました。赤道付近は潮の干満が激しく流れる。大会は大潮周り。つまり、この海とこの時期はフリーダイビング大会には適さない、ということになります。そういうことは出る前から漠然と分かってしましたが、なぜだかそこに行ってみたいという旅情めいたものには抗えず、参加をきめました。

バリで記録は作れませんでしたが、今回は改めて海の奥深さや仲間のありがたさを痛切に感じました。赤道付近だから沖縄よりも塩分濃度は高いと思っていたら、じつは低かった!どうりで重いわけです。そして、うまくいかなかったときには次があるさと励ましあい、うまくいったときには全力で相手を讃える。国際大会の醍醐味です。沢山声を掛けてもらい、自分も沢山声を掛けました。海の仲間たちとの一体感は本当に心地よいものがあります。

印象的だったのは、ジャッジ、スタッフはヨーロピアンが多かったのですが、選手はアジアからのエントリーが増えてきました。これまでで一番多かったかな。地元のインドネシアをはじめ、マレーシア、香港、韓国、日本。こういった大会やスクール、イベントは滞在費や渡航費の安いバリ、タイ、フィリピンなどで始まりつつあり、現にアツくなりつつあり、アジアフリーダイビングシーンの大きな胎動を感じさせます。沖縄にももっとLCCを飛ばして欲しい!!沖縄でもアジアの選手たちを集めたイベントをいつかやりたいですね。アジアのリーディングカントリーとしてもっとイニシアティブとリーダーシップを執っていきたいですね。

結果的には、今回はコンスタント種目で優勝することが出来ました。インドネシアの海で初めての公式100m越えとの認定だそうです。厳しい海ですが、大変勉強になりました。
なにより、久しぶりのV。とっても嬉しかったです。勝つことでまたあらたなモチベーションが湧いてきますし、これからの方向性も見えてきました。バリに来てよかった!どんな規模であれ優勝とは嬉しいものですね。久しぶりの勝ち味は最高でした。


いつもご支援くださるスポンサー、サポート企業の皆様、ご声援くださる皆様、沖縄のトレーニングメンバーの皆さん、トレーナー、コーチ、そして家族、親戚の皆さん、心から感謝しています。応援どうもありがとうございました。

今シーズンの大会はこれで全て終わりとなります。
今回の経験を糧にまた新たな目標へ向かって精進します。
アジアのドラゴンの旅をこれからも応援してくださいね。


「Freediving with Dolphins」と題したプレゼンを期間中に行いました。
最後にそのプレゼンでお話しした言葉を載せて、今回のブログを締めくくりたいと思います。

Forget about the time, forget about the depth, just feel and enjoy the water. And let’s share the One Ocean! – just like dolphins do.






2013.10.31 Thursday

明日からバリ大会スタート!

バリ島に来て約2週間が経ちました。明日から大会がスタートします。今日は大会初日でしたがスターターとしてエントリー。スターターの結果は公式記録にはなりませんが、大会の雰囲気の中でテスト的に潜ってきました。明日からが自分の本番です。

こちらの海は朝は凪いでいて流れもなくいいコンディションです。しかし、塩分濃度がかなり低いせいか浮上がキツく感じますね。水や身体が重くてあまり浮上のスピードに伸びが出ない感じですね。。。まあこれもこのスポーツの一部なので、この海にあわせた潜り方をしてみます。


明日からの二日間、応援よろしくお願いします!!






トレーニングウィークのビデオです!
かなりかっこよく出来てます☆










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プロフィール

篠宮龍三
篠宮 龍三.
しのみや りゅうぞう
プロ・フリーダイバー

2004年 日本人初のプロ選手となる。

2005年 世界ランク1位入賞。(フリーイマージョン種目)

2005〜2007年 国際大会三年連続総合優勝(エジプト、フランス、エジプト)

2008年4月バハマにて、アジア人初の水深100mに到達。世界ランク2位入賞。(コンスタント種目)

2009年4月にはジャック・マイヨールの自己最高記録の水深105mに到達。同年12月には水深107mのアジア記録をマークし、マイヨール越えを達成。(コンスタント種目)

2010年4月にはバハマにて水深115mの現アジア記録を達成。(コンスタント種目)
同年7月は自らオーガナイザーとなり沖縄で世界選手権をアジア初開催。また日本代表キャプテンとして参加し、銀メダル獲得。

2013年5月カリビアンカップにて水深56mのコンスタントノーフィンのアジア記録更新。同年10月バリ大会にてコンスタント種目優勝。

2014年12月バハマ大会にて水深66mのコンスタントノーフィンのアジア記録更新(通算37個目のアジア記録)

2015年4月バハマ大会にて総合準優勝。アジア人男性初のメダル獲得。

国内初のプロ選手として国際大会を中心に参戦中。競技活動の傍ら、スクールや大会も運営する。

OneOceanを自身のメッセージに掲げ、海洋保護を訴えるイベントをプロデュースしている。

一般社団法人沖縄フリーダイビング協会を立ち上げ、代表理事として沖縄でのフリーダイビングの振興を行う。

本の紹介
素潜り世界一
心のスイッチ
ブルー・ゾーン