篠宮龍三.オフィシャルブログ One Ocean〜海はひとつ!

2010.07.07 Wednesday

コンスタント種目終了!

二日間延期となったコンスタント種目二日目がようやく今日終了しました。いまは本当にリラックスしています。ほっ。海洋競技はやはりフリーダイビングのメイン競技。そしてコンスタントはプール種目に比べてより大きなリスクが伴いますが、フリーダイビングの神髄とも言える種目。これがやりたくてみんなフリーダイビングをしているのです。そしてこのちゅら海で世界のトップダイバーたちに気持ちよくコンスタントをやらせてあげたくて沖縄に世界選手権を誘致したのです。それが。。。

一日目を終えて、二日間連続で海は大時化。ウミンチュもお手上げ状態でした。予備日の二日間を全て使い切ったらせっかく潜ったコンスタント一日目の選手たちの成績が無効となり、あとはプール二種目でのチーム戦となってしまいます。これでは沖縄でやる意味がなくなります。この二日間はあらゆるネットの天気予報をチェックし続けました。このヤキモキ感といったら!

今日はようやく風も落ち着いて波も落ちなんとか競技が出来るレベルに。そしてトップダイバーNZのウィルが大会最大深度の105mをクリア!おめでとう!!続くフランスのわが盟友ギオムも102mにトライ。互いの自己ベストが115mなので今回も102m同士でブラザーズ!なんか縁を感じました。しかし、、、ギオムは浮上するなり「90m過ぎた所で斜めに別のロープが絡んでいてボトムまで行けなかったよ!」と主張。98mでターンしてきました。これは未だかつてないくらいの大変なトラブルです。競技は中断。急いで競技ロープを引き上げましたがあと10mで引き上げ完了というところで絡まったロープのテンションがかかり二本のロープが完全にロック。絡まったロープを水中でなんとか外し、外洋まで別のボートで絡んでいたロープを曳航しブイをつけてリリース。一時的に競技は中断され、あわやキャンセルかと思われましたがスタッフみんなの迅速な対応により、Aゾーン14分遅れ、Bゾーン28分遅れでリスタート。コンセントレーションを高めていた選手は大変だったと思いますが、なんとか競技を続行することができました。ほんとよかった。

今日は篠宮は船で現場監督をしていましたが、このトラブルにはかなり焦りました。。。はじめての経験でしたがよく続行できたと思います。最後はもう執念でした。百戦錬磨の仲間たちがいたから乗り越えられたと思います。時間が押しても文句を言わずに淡々と自分の準備を進める選手、そして緊急の事態に迅速に対応してくれた船長さんとスタッフたち、適切なアドバイスを与えてくれたジャッジの皆さんに感謝申し上げます。ありがとうございました。



そして。


コンスタントを終えて日本男子はなんと1位!

日本はコンスタントで世界最深の国となりました!!



今日はラストの濱崎選手が72mをクリア!サムライ全員成功!濱崎選手、ハワイで3ヶ月間トレーニングしてきた成果を十分に発揮し余裕のパフォーマンス。日本は、篠宮102点、大島81点、濱崎72点、合計255点を獲得!続いてはデンマーク250点。そして3位はフランス243点。優勝候補筆頭だったNZは全員成功すれば255点で日本とコンスタント同率一位でしたが、ガイ選手が惜しくも失格。NZは193点に。以上の4カ国で優勝争いをすることは予想していましたがこの段階で日本、デンマーク、フランスの3カ国にしぼられたと言えるでしょう。


次は8日にスタティック。コンスタントが2日間延期となったため当初予定していたスタティック競技二日間を一日でやることになりました。デンマークは5点ビハインド。彼らも調子を上げてきています。スタティックで日本はもっと貯金を作りたいと思います。そして最終日、10日のダイナミックで決戦だ!

Go for it !

 

コメント一覧

    • ジール加藤
    • 2010/07/14 5:40 PM
    • 選手の皆様・事務局の皆様 大会無事終了お疲れ様でした そして輝かしい大会結果おめでとうございます これからも僕らの仕事柄、何らかの形で皆様のお力になれればと思っています!! 次は海でご一緒したいですね! -----
    • あや
    • 2010/07/10 1:43 PM
    • この調子で頑張ってくださいね(^O^) GO FOR IT!
    • ・井武・
    • 2010/07/08 8:49 AM
    • いろいろな意味で、 いい大会になっているようで何よりです! 応援していま?す!
    • まり
    • 2010/07/08 8:17 AM
    • 篠宮さん、 日本男子チーム、コンスタント種目1位!! 本当におめでとうございます!! チームが結束して、お一人お一人が実力を発揮された結果ですね。 素晴らしいです!! 今回、海の状態やロープのトラブル等、様々な思いがけないことが起こる中、スタッフの皆さん、選手の皆さん、すべての仲間の皆さんが、それぞれの立場、それぞれの持ち場で集中し、協力し、最善を尽くされたことで、競技が続行され、選手の皆さんが、それぞれ素晴らしい結果を残すことが出来たんですね。 皆さん本当に大変なご心配やご苦労をされたことと思います。 でもこの様々な問題を力を合わせて乗り切られたことで、本当に素晴らしいものを得られたことが伝わってきました。 この後のスタティックとダイナミックでも、皆さんが良いコンディションで競技に臨まれ、実力を十分に発揮することが出来ますように。 心からお祈りしています。 応援しています!!
    • Miyu2
    • 2010/07/07 12:36 AM
    • 日本男子おめでとうございま〜す そしてお疲れ様でしたぁ(^^)v コンスタントは自然とも共存していかないと駄目なだけに大変ですよね^^; 今日は行けませんでしたがきのうも一昨日も塩屋に行くと中止と聞き心配していましたが良かったです(^^)v ダイナミック応援行きたいと楽しみにしています(^^)/

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プロフィール

篠宮龍三
篠宮 龍三.
しのみや りゅうぞう
プロ・フリーダイバー

2004年 日本人初のプロ選手となる。

2005年 世界ランク1位入賞。(フリーイマージョン種目)

2005〜2007年 国際大会三年連続総合優勝(エジプト、フランス、エジプト)

2008年4月バハマにて、アジア人初の水深100mに到達。世界ランク2位入賞。(コンスタント種目)

2009年4月にはジャック・マイヨールの自己最高記録の水深105mに到達。同年12月には水深107mのアジア記録をマークし、マイヨール越えを達成。(コンスタント種目)

2010年4月にはバハマにて水深115mの現アジア記録を達成。(コンスタント種目)
同年7月は自らオーガナイザーとなり沖縄で世界選手権をアジア初開催。また日本代表キャプテンとして参加し、銀メダル獲得。

2013年5月カリビアンカップにて水深56mのコンスタントノーフィンのアジア記録更新。同年10月バリ大会にてコンスタント種目優勝。

2014年12月バハマ大会にて水深66mのコンスタントノーフィンのアジア記録更新(通算37個目のアジア記録)

2015年4月バハマ大会にて総合準優勝。アジア人男性初のメダル獲得。

国内初のプロ選手として国際大会を中心に参戦。2016年10月、18年間の競技生活に幕を閉じる。現在は沖縄でスクールや海外ツアー、大会等を運営する。

OneOceanを自身のメッセージに掲げ、海洋保護を訴えるイベントをプロデュースしている。

一般社団法人沖縄フリーダイビング協会を立ち上げ、代表理事として沖縄でのフリーダイビングの振興を行う。

本の紹介
素潜り世界一
心のスイッチ
ブルー・ゾーン