篠宮龍三.オフィシャルブログ One Ocean〜海はひとつ!

2011.07.04 Monday

東京海洋大学 特別講義

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先週末は東京海洋大学で講義をさせていただきました。

「海洋政策文化特別講義」ということで、土日で8コマの集中講義。

およそ30名の学生さんたちにフリーダイビングについて、

素潜りの歴史から始まり、競技の歴史、種目、潜水生理学、

スタティック実践、バディーシステムとシーマンシップ

などを講義させていただきました。

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聴講する生徒さんたち、真剣そのものでした。

とくに種目の動画、沖縄世界大会のDVDに釘付け。

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一日目のレポート課題は、


「深く潜る上で、ノーフィン100mとノーリミット200m

はどちらが価値があるか?またその理由は?? 」


というもの。

興味深い回答がたくさん寄せられました。

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二日目スタート。

プールで呼吸法からスタティックへ。


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スタティックの実践。スタートのしかた、上がり方。

バディーのサポートのしかたをまずはレクチャー。

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そしてバディー同士に分かれてレスト2分でトライアルを3?5本。

多くの生徒がかるく2?3分は越え、

中には5分近く行く生徒も。さすがは海洋大生。


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一番大切なのはタイムではなく、バディーとの信頼関係。

自分の命を預け、バディーの命を預かる。そこで生まれる絆。

それにより、リスクの高い水中世界で助け合う事が出来るのです。

今回の講義で最も伝えたかったのは、

海で助け合うシーマンシップの心。


スタティックの実践とその後の討議、そしてレポート作成によってさらに皆さんに

身をもってシーマンシップ、バディーの大切さを感じてもらえたのではないかと思います。

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今回素晴らしい機会をくださった海洋大の先生の皆さん、

資料作成や準備にご協力頂いたマスターコース、ドクターコースの皆さん、

参加してくれた生徒の皆さん、どうもありがとうございました!!!


本当に素晴らしい体験をさせていただきました。

フリーダイビングを通して海のすばらしさ、人間のもつ未知なる潜在能力、

そしてバディーシステムやシーマンシップの大切さをお伝えする事は

教育的価値の高いものであるとまた改めて実感しました。

海のスポーツにはエコロジーからコミュニケーションまで学べる事が沢山あります。

フリーダイビングを通じて、その本質的な価値をこれからもどんどん訴求していきたいです。


One Ocean !







 

コメント一覧

    • peko
    • 2011/07/05 12:39 PM
    • 8コマの集中講義、お疲れ様でした(^0^)v 先生姿も板についてますね、すごく自然です。 生徒の食いつきもよさそうです(笑) プールでの実技講習もあるんですね。さすが、海洋大学! 卒論のテーマに、篠宮さんの講義内容をとりあげてくれたりしたら、うれしいですよね。 pekoも大学時代、篠宮さんみたくステキな先生に、こんな楽しそうな講義、受けたかったなぁ〜(*'-'*) 思えば、オジサン先生ばっかだったような(←遠い目) -----
    • dolphinpanel
    • 2011/07/04 4:50 PM
    • ありがとうございました。また機会があればいらしてださい!

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プロフィール

篠宮龍三
篠宮 龍三.
しのみや りゅうぞう


フリーダイバー

AIDAマスターインストラクター

写真家



2004年 日本人初のプロ選手となる。

2005年 世界ランク1位入賞。(フリーイマージョン種目)

2005〜2007年 国際大会三年連続総合優勝(エジプト、フランス、エジプト)

2008年4月バハマにて、アジア人初の水深100mに到達。世界ランク2位入賞。(コンスタント種目)

2009年4月にはジャック・マイヨールの自己最高記録の水深105mに到達。同年12月には水深107mのアジア記録をマークし、マイヨール越えを達成。(コンスタント種目)

2010年4月にはバハマにて水深115mの現アジア記録を達成。(コンスタント種目)
同年7月は自らオーガナイザーとなり沖縄で世界選手権をアジア初開催。また日本代表キャプテンとして参加し、銀メダル獲得。

2013年5月カリビアンカップにて水深56mのコンスタントノーフィンのアジア記録更新。同年10月バリ大会にてコンスタント種目優勝。

2014年12月バハマ大会にて水深66mのコンスタントノーフィンのアジア記録更新(通算37個目のアジア記録)

2015年4月バハマ大会にて総合準優勝。アジア人男性初のメダル獲得。

国内初のプロ選手として国際大会を中心に参戦。2016年10月、18年間の競技生活に幕を閉じる。現在は沖縄でスクールや海外ツアー、大会等を運営する。

OneOceanを自身のメッセージに掲げ、海洋保護を訴えるイベントをプロデュースしている。

本の紹介
素潜り世界一
心のスイッチ
ブルー・ゾーン