篠宮龍三.オフィシャルブログ One Ocean〜海はひとつ!

2011.10.07 Friday

【あと7日】新刊「心のスイッチ」10/14発売

さあ、発売まであと1週間となりました!

奇しくもiPhone4Sとおなじ発売日です。
ジョブズさん、本当にありがとう。
世の中をこんなにも美しくしてくれて。 
お疲れさまでした。
心からのリスペクトを。


ここで、また章の内容に戻りましょう。
 
今日は第3章、克服のスイッチ。



2003年 

76mの当時日本記録を伊豆で作って、世界歴代9位になりました。
その記録挑戦はNHKサンデースポーツでも特集され、日本のトップとしての
実績をそれなりに作ることが出来たと思いました。ところが。。。


2004年 

これで大手を振って辞められる!
意気揚々と5年勤めた会社を辞めて日本人初のプロ・フリーダイバーに 。
3?5月ハワイ島で毎日のようにトレーニング。
82mまで潜り、8分4秒まで自己ベストをストレッチすることに成功。
6月のキプロス世界大会へ向けて順調な仕上がりだったのですが。。。
ここからが地獄の日々の始まりでした。

キプロスでのトレーニング中、初の90mでブラックアウト。
85mでよかった所を調子が良過ぎて行き過ぎてしまいました。
本番も失敗。大きなトラウマが残りました。
8月のカナダ世界選手権団体戦でも失敗。
決めていたらきっとメダルは確実に取れていたと思います。


2005年

5月、大好きなハワイ島での大会に出場するもまた失敗。。。

そして7月。大切な仲間を日本選手権の最中に失ってしまいました。
大スランプのさなかに友人を海を亡くし、もうどうしたらいいのか
分からなくなりました。当然のことながらトップには批判が集中します。
ここでは書けないようなことも沢山言われました。
もう全てを辞めた方がいいのではないかと何度も何度も思いました。
9月 ニースでの世界選手権。ここでもうまくいきません。

しかし、辞めることはしませんでした。

人に負けることは恥ずかしいことでも何でもない。
競技なんだから必ず勝者と敗者がいる。
でも自分に負けてしまったら、、、全てを失う。
そう思ったのです。

11月。

意を決してエジプト、ダハブで行われたトリプルデプスに参戦。
フリーイマージョン、コンスタント、ノーフィン3種目で日本新。
なんと、フリーイマージョンでは世界ランク一位に。
そして自身初の国際大会総合優勝を果たすことが出来ました。
この勝利によってようやく友人を弔うことが出来る。
ようやく長かったトンネルを抜けた瞬間でした。




そして

2006年はマルセイユで総合V。

2007年は再びダハブで総合Vとなりました。

3年連続で国際大会で勝つことができ、辞めなくて本当によかったです。



この長いスランプを脱するきっかけは禅の教えでした。
ジャックが傾倒していたことを思い出したくさんの禅の本を
読みあさりました。そこで出会った言葉に救われたのです。
そして心のスイッチを切り替えることで自分のやるべきことだけに
集中することが出来るようになりました。


続けていればいいことも苦しいこともたくさん起こります。
波があり、流れがあります。

人生と同じです。









まだ発売されていませんがいまから沢山のご予約を頂いているようです。

本当にありがとうございます!


 

コメント一覧

    • peko
    • 2011/10/08 1:09 PM
    • アメリカンドリームの象徴でしたね。 56歳、早すぎます(;_;) そのジョブズ氏も、禅から影響を受けていたらしいですよ。 結果、あのミニマリスト的デザインとシンプルな操作性が生まれたんですね。 -----

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プロフィール

篠宮龍三
篠宮 龍三.
しのみや りゅうぞう


フリーダイバー

AIDAマスターインストラクター

写真家



2004年 日本人初のプロ選手となる。

2005年 世界ランク1位入賞。(フリーイマージョン種目)

2005〜2007年 国際大会三年連続総合優勝(エジプト、フランス、エジプト)

2008年4月バハマにて、アジア人初の水深100mに到達。世界ランク2位入賞。(コンスタント種目)

2009年4月にはジャック・マイヨールの自己最高記録の水深105mに到達。同年12月には水深107mのアジア記録をマークし、マイヨール越えを達成。(コンスタント種目)

2010年4月にはバハマにて水深115mの現アジア記録を達成。(コンスタント種目)
同年7月は自らオーガナイザーとなり沖縄で世界選手権をアジア初開催。また日本代表キャプテンとして参加し、銀メダル獲得。

2013年5月カリビアンカップにて水深56mのコンスタントノーフィンのアジア記録更新。同年10月バリ大会にてコンスタント種目優勝。

2014年12月バハマ大会にて水深66mのコンスタントノーフィンのアジア記録更新(通算37個目のアジア記録)

2015年4月バハマ大会にて総合準優勝。アジア人男性初のメダル獲得。

国内初のプロ選手として国際大会を中心に参戦。2016年10月、18年間の競技生活に幕を閉じる。現在は沖縄でスクールや海外ツアー、大会等を運営する。

OneOceanを自身のメッセージに掲げ、海洋保護を訴えるイベントをプロデュースしている。

本の紹介
素潜り世界一
心のスイッチ
ブルー・ゾーン