篠宮龍三.オフィシャルブログ One Ocean〜海はひとつ!

2011.10.08 Saturday

【あと6日】新刊「心のスイッチ」10/14発売

宮古島に来ています。

今日は講演会でした。
おかげさまで満員御礼でした。
宮古にも沢山の素潜りフリークがいるんですね 。
近々、素潜りサークルも立ち上がるそうです!
お越し下さった宮古の皆さんありがとうございました!
また来年も来たいな。
そして明日から二日間、池間島で講習会です! 
八重干瀬いけるかな?



さて、このカウントダウンブログ。
発売まで一週間を切りました。 
なかにはネタ切れを気にされてる方もいるんじゃないかと思います。
でも、まだ大丈夫。(今のところ。。。)
最後までやり抜きますっ!



今日は 第4章、夢のスイッチについて。

最終章です。
とても大切な部分になります。 
挑戦して、挫折して、克服して、最後はやはり夢のことです。
 

自分がなぜフリーダイビングを続けているかというと
二つの夢をかなえるためなのです。

それは


日本に世界選手権を誘致すること。
そして、
世界一になること。

この二つの夢を追ってきました。

この二つの夢を叶えることで、まだまだ
マイナーなこのスポーツを日本に少しでも
認知させることが出来ると思ったからなのです。
あくまでもこの業界の発展を願ってのこと。



去年は一つ目の夢である、

「日本に世界選手権を誘致する夢」

を叶えることが出来ました。
結果も素晴らしいものでした。
日本男子チームは銀メダル。
日本女子はなんと金、世界一になりました!
なでしこ強し!!!


少しずつではありますが、メディアでの露出も
増えてきています。本当にありがたいことです。



ただ大会オーガナイザーとして100m以上潜り、
キャプテンとしてチームをまとめ、戦略を練り、
他の種目でのコンディションも整えながら
大会運営の責任も負うということは予想以上に苦しいものでした。
ひとりでディフェンスとオフェンスをするようなものです。

まず、選手50名、スタッフ50名合計100名以上の命を預かり、
もし万一何かあった場合は全責任を負う。
これだけでも大きな大きなプレッシャーです。
また大会予算も当初は数百万円の赤字予想でした。
これも最終的には篠宮が補填しなければなりません。

お金は何とかなりますが、人の命を100名預かると
いうのは本当に怖いです。
自分のコンディションなら把握出来ますが、人の体調までは
完全に把握することは出来ません。
メディアやスポンサーからのプレッシャーもありました。
チームもうまくまとめることが出来ませんでした。
力量不足というほかありません。





ただこれだけは言いたい。

場を設け、金を集め、兵の命を預かり、
あとはデキる参謀に全てを任せきってしまう。
何かあれば最後は自分が腹を切る。

それが自分の考える将のありかた。
西郷どんや大山巌のように。
ただそれは万人には理解出来ないと思います。
幕末や日露に学ぼう。

手足を動かして横並びに作業するのが尊いことなのか。
最後の最後で倒れてはならない人が倒れたら
その時いったい誰が決断をし、責任を取るのか。
だから絶対に最後まで倒れてはいけないんだ!
それがオーガナイザーの唯一にして最大の仕事だと思います。




今思うとよく最後までつぶれずに立っていられたなと思いますね。。。
身の程知らずなある意味、無謀な戦いに挑んだのかもしれません。



あれから一年以上経ってようやく冷静に振り返ることが出来ます。
先月、ギリシャでの世界選手権に出た時、沖縄に来てくれた選手たちが
とてもいい思い出だったと言ってくれたこと、楽しかったと言ってくれたこと。
それを聞いて、やってよかったなと思えました。ようやく。。。
そして世界選手権のオーガナイザーという経験を経て、
他の世界選手権の見方も変わりました。
大会のいい所も悪い所も前よりは受け入れられるようになってきました。
その視点が変わるというのは少なからず成長出来た証だと思うのです。




トップというのは、やっても、やらなくても、批判の的になるものです。
どの、いつの大会のオーガナイザーであってもそうでした。
それもトップの仕事の一部。そこでつぶれればそれでおしまい。
それを通過した時、またひとつ成長して強くなれる気がします。
苦しかったけど、あんな貴重な経験をさせてもらえたことに今は感謝ですね。



今思うのはあの経験はきっと世界一への夢へ繋がる通過儀礼のようなもの。

心を強くするために自分で無意識のうちに手を挙げたのだと思います。


やるなら今しかない!


そんな覚悟で戦えたのは今となっては貴重な財産です。




次は世界一への夢について書きますね。


stay tuned...




 

コメント一覧

    • peko
    • 2011/10/09 10:47 AM
    • オーガナイザー、大変でしたね。お疲れ様でした。 いろんな重圧や葛藤の中で、実に大きなことをひとつ成し遂げられましたね。 八重干瀬のサンゴもいいけど、下地島の通り池、潜ってみたいなぁ〜♪ 池と海が水中でつながってるって、めっちゃ神秘的ですぅ〜 -----

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プロフィール

篠宮龍三
篠宮 龍三.
しのみや りゅうぞう


フリーダイバー

AIDAマスターインストラクター

写真家



2004年 日本人初のプロ選手となる。

2005年 世界ランク1位入賞。(フリーイマージョン種目)

2005〜2007年 国際大会三年連続総合優勝(エジプト、フランス、エジプト)

2008年4月バハマにて、アジア人初の水深100mに到達。世界ランク2位入賞。(コンスタント種目)

2009年4月にはジャック・マイヨールの自己最高記録の水深105mに到達。同年12月には水深107mのアジア記録をマークし、マイヨール越えを達成。(コンスタント種目)

2010年4月にはバハマにて水深115mの現アジア記録を達成。(コンスタント種目)
同年7月は自らオーガナイザーとなり沖縄で世界選手権をアジア初開催。また日本代表キャプテンとして参加し、銀メダル獲得。

2013年5月カリビアンカップにて水深56mのコンスタントノーフィンのアジア記録更新。同年10月バリ大会にてコンスタント種目優勝。

2014年12月バハマ大会にて水深66mのコンスタントノーフィンのアジア記録更新(通算37個目のアジア記録)

2015年4月バハマ大会にて総合準優勝。アジア人男性初のメダル獲得。

国内初のプロ選手として国際大会を中心に参戦。2016年10月、18年間の競技生活に幕を閉じる。現在は沖縄でスクールや海外ツアー、大会等を運営する。

OneOceanを自身のメッセージに掲げ、海洋保護を訴えるイベントをプロデュースしている。

本の紹介
素潜り世界一
心のスイッチ
ブルー・ゾーン