篠宮龍三.オフィシャルブログ One Ocean〜海はひとつ!

2012.05.21 Monday

インドア館山2012

錆び付いていた歯車がカチッとハマり、ようやく前に向ってゴトリと動き始めた感触があります。すこしずつですが、プール種目の感覚が戻ってきました。


2010年の沖縄世界選手権以来、約二年ぶりのプール種目参加でした。


ここ3年ほどはコンスタント種目での記録更新にフォーカスしていたので

プール種目に向けた練習やプール大会への参加が減っていました。


久しぶりに出る館山、そしてプール種目、本当にたのしかった。


結果や数字、記録よりもまずはプール大会の感覚を戻すこと。

そしてシーズン初戦でずっこけないようにすること。

いいスタートを切ること。

今取り組んでいる新たなフォームで泳ぐことになれること。

勝つことよりも、とにかくいい勝負をすること、そしていい泳ぎ、自分のパフォーマンスに集中することだと思っていました。

そのために一秒一秒、苦しさや弱気も楽しみ、味わおうと思って参加しました。

この3年の中で一番充実して楽しめたプール大会になりました。



スタティック

久しぶりのプール、館山。去年からのことがまさに走馬灯にように頭を駆け巡りました。ギリシャでの失敗等。。ちょっと緊張もしたけど、いい緊張感でした。全体的にはとても楽しめたと思います。

しかしながら、プールの底がとても浅く、、、

膝立ちでのパッキングはラスト吸気量が少なくなってしまったのと、後半、足が付いてリラックスが損なわれた点もありますが、久しぶりに7分を越えてまずまずかなと思います。6年前に作った7:25の日本記録まで13秒。もうすこし粘っても良かったかな。。。次のステージが見えてきました。



ダイナミック

前日のスタティックで疲れがあったのと、優勝出来てちょっと気が抜けてしまい、うまく集中しきれなかったのかもしれません。一位の古川選手と1m差の183m、二位。記録としては不本意ですが、今年から取り組んでいる新しいフォームを実戦で試せたので、まずはクリーンにあがってOK。記録はじっくり取り組みます。最大の目標であるコンスタントで世界を取るためにはダイナミックでの記録向上がやはり不可欠。課題が見えました。そしてメンタル面としては、いいこともそうでないことも引きずらず次へむかい、無になって準備を進めるように。それがメンタル面の課題ですね。。サポートの米田さん、アップ時の衝突トラブルをフォローしてうまく本番に導いてくれました。ありがとう!ナイスコーチングでした。



沖縄チーム

福田朋夏選手がスタティック6:20で女子の部優勝、スティックは男女ともに優勝!

沖縄ロングステイ中のスイスのIgor選手は6:50で二位!

仲間と切磋琢磨し合いながら、競い合い、ともに表彰台に上がる喜びは格別です。

ダイナミックノーフィンでもIgorは3位入賞。

篠宮はウィズフィン2位。

海に恵まれた沖縄チームのプール大会としては上出来ではないかと思います。

このひと月、皆で朝練してきました。コンパクトにまとまってレベルの高い練習ができたと思います。チームに感謝。海でもしっかりトレーニングしようぜ。沖縄にいるチームの皆さんもいつも応援ありがとう!




大会スタッフの皆さん、ジャッジの皆さん、大会関係者の皆さん、館山市の皆さん二日間大変お疲れさまでした。素晴らしい大会だったと思います。こころより感謝申し上げます。ありがとうございました。


ダイビングショップシークロップの成田さん、ジャックマイヨールステッカー、バックを大会にご提供くださりありがとうございました。


マルティーヌさん、いつもあったかい雰囲気の大会にしてくださって感謝です、楽しい大会でした!




ウエットスーツスポンサーのモビーディックさん、今回新たな競技用スーツを作ってくださりありがとうございました。去年の震災で大変な被害に遭われた地域の宮城県石巻市の本社工場で作ってくださったスーツ、大事に使わせていただきました。おかげさまでいいパフォーマンスができました。


それからモノフィンメーカーのオレグさん、ありがとうございます。

男子は一位古川選手、二位篠宮、女子は二位平井選手、三位真田選手がオレグのカーボンモノフィンを使用しての上位入賞となりました。現在トップ選手の2/3が使用しています!スパシーバ!




そして、FB、メールなどを通じて応援してくださった皆さん、ありがとうございました。




今後の課題と目標が見えてきた、初戦でした。

7月の沖縄大会、9月のフランス、ニース世界選手権団体戦、11月のバハマ大会へ向けてプール、海ともにコンディションをあげていきたいと思います。


今シーズンも応援よろしくお願いします。




 


 

コメント一覧

コメントする










トラックバック

記事検索
月別アーカイブ

プロフィール

篠宮龍三
篠宮 龍三.
しのみや りゅうぞう
プロ・フリーダイバー

2004年 日本人初のプロ選手となる。

2005年 世界ランク1位入賞。(フリーイマージョン種目)

2005〜2007年 国際大会三年連続総合優勝(エジプト、フランス、エジプト)

2008年4月バハマにて、アジア人初の水深100mに到達。世界ランク2位入賞。(コンスタント種目)

2009年4月にはジャック・マイヨールの自己最高記録の水深105mに到達。同年12月には水深107mのアジア記録をマークし、マイヨール越えを達成。(コンスタント種目)

2010年4月にはバハマにて水深115mの現アジア記録を達成。(コンスタント種目)
同年7月は自らオーガナイザーとなり沖縄で世界選手権をアジア初開催。また日本代表キャプテンとして参加し、銀メダル獲得。

2013年5月カリビアンカップにて水深56mのコンスタントノーフィンのアジア記録更新。同年10月バリ大会にてコンスタント種目優勝。

2014年12月バハマ大会にて水深66mのコンスタントノーフィンのアジア記録更新(通算37個目のアジア記録)

2015年4月バハマ大会にて総合準優勝。アジア人男性初のメダル獲得。

国内初のプロ選手として国際大会を中心に参戦。2016年10月、18年間の競技生活に幕を閉じる。現在は沖縄でスクールや海外ツアー、大会等を運営する。

OneOceanを自身のメッセージに掲げ、海洋保護を訴えるイベントをプロデュースしている。

一般社団法人沖縄フリーダイビング協会を立ち上げ、代表理事として沖縄でのフリーダイビングの振興を行う。

本の紹介
素潜り世界一
心のスイッチ
ブルー・ゾーン