篠宮龍三.オフィシャルブログ One Ocean〜海はひとつ!

2012.08.08 Wednesday

1 month to go! ニース世界選手権へ

ロンドンオリンピックでの日本人選手の躍進が続いています。

連日寝不足に悩まされながらも、世界トップアスリート達の熱戦を

応援している方も多いのではないでしょうか。


さて我々フリーダイバーのもっとも大きなイベントである世界選手権の

開幕まであとひと月となりました。


今年は団体戦。一チーム3人での国別対抗戦となります。

種目はスタティック、ダイナミック、コンスタントの三つを行います。

ひとり三つなので合計9個の種目での総合得点で順位を競い合います。

チーム戦略が何よりも大事。

9つのうちひとつでも落とすと表彰台はありえません。

9個のマスをきれいに埋めるイメージでポイントを積み重ねていきます。

個人記録は二の次にして大過なくチームの得点に貢献しなければ

ならないのがチーム戦の戦い方の定石。

個人記録への欲を抑え、チーム順位に貢献!

そして現状のチーム力を鑑みて冷静に狙い所を探ります。

とるべきリスクと排除すべきリスクをしっかり計算して戦います。



日本女子は前回世界選手権沖縄大会で優勝しています。

今回はさらに力のある選手を有し、ポイントアップが望まれます。

ミス無くそのままやればもう、勝つでしょう。

最初の2種目(コンスタント、スタティック)でアドバンテージを作って

ラストのダイナミックはイージーに泳げば楽勝ですね。

これぞ戦略の王道にして王者の戦略。先手必勝。

とにかく強い。連覇に期待☆☆

GO 人魚ジャパン!




日本男子は前回の沖縄世界選手権で銀メダル。

もちろんまたメダルを狙いますが、今回は冷静に

各国と自国のチーム力を分析し、とるべき戦略を

十分吟味する必要がありますね。

いくつか戦略は考えられますが、

私見では、自力でベスト4狙い。

開催国フランスと連覇狙いのデンマークが金をめぐって

サイドバイサイドの激戦をラストのダイナミックまで

展開すると思われます。

上位チームのミスを待ち、ラストのダイナミックまで

きっちりベスト4キープで粘る。

そしてLUCKがあれば3位に食い込めるでしょう!

最初からベスト3狙いは今回はリスキーなので上位の

ハプニングを待つ棚ボタ作戦。

コンスタントだけでなく、ポイントゲッターのスタティック、

そしてラストのダイナミックもしっかりトレーニングしよう。

近年はプールに強い国が勝つ傾向にあります。





と、戦略的なことはさておき。。。


今回は我々の競技団体であるAIDAが発足して20周年

となる記念すべき大会。

そして1996年に一番最初に世界選手権が行われたニースの海に

世界中からトップダイバーが帰ってきます。


ウィンブルドン、ウェンブリー、セント・アンドルーズ・・・

その土地を目指すアスリートたち同様に、

ニースはまさに我々にとって目指すべき聖地。

フリーダイビングがうまれた海。

1996年に初めて世界選手権団体戦が行われ、

2005年には世界選手権の個人戦が初めて行われた特別な場所。

そして20年目のAIDA。

クーベルタン男爵の言葉を借りるなら、やはり!

「参加することに意義がある」大会になりそうですね。

現役のトップの時にこのようなアニバーサリーな大会に出られることは

そうあることではありません。

AIDA、ニース、フリーダイビング、そして日本と世界の仲間を

リスペクトし、大会の全てを楽しみたいです。




前回大会と同様に日本代表チーム9人全員にウエットスーツを

製作してくださるモビーさま、ウエット生地を提供してくださる

山本化学さま、ありがとうございます。

世界一のウエットスーツのサポート、心から感謝します。






いつも応援してくださるみなさん、今回も男女揃ってメダル獲得

出来るようあたたかいご声援をどうぞよろしくお願いします。



世界選手権公式サイト



 

コメント一覧

    • peko
    • 2012/08/09 3:48 PM

    • オリンピック、熱戦が続いてますね。
      メダル争いの場面では、いかに「ミスしない」かが鍵になっていますね。

      Go and Try to do it!

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プロフィール

篠宮龍三
篠宮 龍三.
しのみや りゅうぞう
プロ・フリーダイバー

2004年 日本人初のプロ選手となる。

2005年 世界ランク1位入賞。(フリーイマージョン種目)

2005〜2007年 国際大会三年連続総合優勝(エジプト、フランス、エジプト)

2008年4月バハマにて、アジア人初の水深100mに到達。世界ランク2位入賞。(コンスタント種目)

2009年4月にはジャック・マイヨールの自己最高記録の水深105mに到達。同年12月には水深107mのアジア記録をマークし、マイヨール越えを達成。(コンスタント種目)

2010年4月にはバハマにて水深115mの現アジア記録を達成。(コンスタント種目)
同年7月は自らオーガナイザーとなり沖縄で世界選手権をアジア初開催。また日本代表キャプテンとして参加し、銀メダル獲得。

2013年5月カリビアンカップにて水深56mのコンスタントノーフィンのアジア記録更新。同年10月バリ大会にてコンスタント種目優勝。

2014年12月バハマ大会にて水深66mのコンスタントノーフィンのアジア記録更新(通算37個目のアジア記録)

2015年4月バハマ大会にて総合準優勝。アジア人男性初のメダル獲得。

国内初のプロ選手として国際大会を中心に参戦。2016年10月、18年間の競技生活に幕を閉じる。現在は沖縄でスクールや海外ツアー、大会等を運営する。

OneOceanを自身のメッセージに掲げ、海洋保護を訴えるイベントをプロデュースしている。

一般社団法人沖縄フリーダイビング協会を立ち上げ、代表理事として沖縄でのフリーダイビングの振興を行う。

本の紹介
素潜り世界一
心のスイッチ
ブルー・ゾーン